掌の星
夕食後のホテルへの帰り道に見た美しい星。
ホテルに戻ったおっさん達は、コンビニで買ったボジョレーをホテル敷地内のテラスで飲み始めた。
そしていつしか、何を思ったか星を見に行こう!!とも盛り上がる。
運転手に星がみたいのでどこかへ連れてってくれと言うと、向かった先は、バンナ公園。
午前中に行った鍾乳洞の先、この辺りで恐らく一番高い街が一望できる場所。
峠道のような坂を上り到着。タクシーは見終わるまで待ってくれるとのこと。
展望台を上り一番高いところへ。
エメラルドの海を見る展望台
街の灯り、冬の星座が煌めく。
手を伸ばせば、届きそうな星々の美しさは故郷で見える星とおんなじ。
いつかの少年たちは皆、仕事では見せることのない無邪気さでビールを片手に童心に戻ったかのように地面に寝そべって夜空を眺める。
途中に訪れた若者たちは、この光景を見てそそくさと立ち去っていた。
どう考えても、キモイ画。
2日目を終え、いまだパーフェクトツアーは続く。
そしてようやく、自分時間へ。